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イデヤっ子2019年10月号 ~ ロボット搬送式 めっき実験、試作装置 ~

製作  ロボット搬送式 めっき実験、試作装置 ~
ロボット搬送機能を有した実験、試作装置です。最近、この装置に
対して、お問合せが増えてきております。
その理由は、以下の機能を有した本機が、量産を前提にした実験や試作に適している事にあるようです。
(1) 各槽
・加温、温調付
・ポンプによる攪拌機能付
・オプションで給電機構、ワーク受けジグの取付が可能
・一体構造により、必要な際、入れ替えが可能です
(2) 搬送ロボット
・X(走行)及びY(昇降)はサーボ制御による駆動
・Θ(回転)はエアシリンダーによる駆動

ピンッ!とこられましたら、是非、お問合せ下さい。

展示会 結果報告  関西機械要素技術展 終了しました 
10月2日よりインテックス大阪にて開催されました関西機械要素技術展に出展して来ました。
今年も多くの方に弊社ブースへお越し頂き、ご相談を頂戴しました。
小型バレルの革新として展示しておりましたチルカップ式めっき装置は、多品種少量生産する部品へのめっきとして、“バレル”というカゴを介在しない方法に、可能性を感じて頂き、また、ロボット式(上記)には多種多様なプロセスへの活用に可能性を感じて頂きました。
このような各展示品へのお声のほとんどが、「それぞれの展示品を参考した個別のご相談」であり、弊社の出展テーマ「めっき・表面処理の技術革新」にご注目頂いたかと、推測しております。
また、今回ユニークだったのは、同業他社の方々の来場が何社かあった事です。
弊社も特に拒否しませんので、お互いザックバランに情報、意見交換をさせて頂きました。このような事を含め、今回の展示会全体を通じて、「既存の装置や技術にとらわれる事無く、弊社がお客様の革新に向けて、提案を続けつつある」のではないかと、勝手ながらに自負しております。
結果として、それが独自路線となっており、競合さんも気にかけることなく、弊社のブースへ来られたのかも知れません。
いずれにしても、慢心する事無く、皆様のため、弊社は技術開発をドンドン進める所存であります。

社員のひろば
~ 創造する生け花!自由なる華の道(管理/営業部 藤岡 美紀子) ~
私が学んでいる活花の流派は「草月流」です。この草月流は、初代家元 勅使河原蒼風が形式的な活花に疑問を持ち、「個性」と「自由」を尊重した表現を求めたことから始まりました。ですので、どこでも、誰でも、そしてどのような素材を使っても活けられるのが草月流です。
このような自由な流派ですが、少しだけ「型」というものがあります。それは花型法と言われるもので、全体構成の「役枝(やくし)」と言うものを3つに分割する方法で、「真(しん)」、「副(そえ)」、「控(ひかえ)」となります。これらの中では「真」が中心になりますので、生ける際は、奥側より「真」→「副」→「控」の順番に生け、上から見ると不等辺三角形の配置になるようにします。聞いたところによると、日本の会席料理の盛り付けも、この配置に準じているようです。この事を厳守する必要はありませんが、結局、この構図が日本人として「美しい」と感じる構図なのかもしれません。
このような基礎的な型の上で、自由を謳歌する「草月流」に、私は無限の可能性を感じています。そして、少しでも良い作品ができるよう、日々、季節の移り変わりを感じながら、試行錯誤を繰り返しています。
これって、もしかすると、弊社の看板にある“創造”でしょうか?(笑)

 

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