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イデヤっ子2019年8月号 ~ 新方式 めっき用自動ラック 試作品完成 ~

製作  新方式 めっき用自動ラック 試作品完成 ~
めっき装置でワークを固定、給電、搬送するためラックについて、
自動化を目標にした自動ラックの“試作品”を製作しました。
この自動ラックは写真のとおり、ワークを固定するツメが稼動する構造となっている事から、次のようなメリットがあります。
(1) ワークに接点痕が残らない。
(2) ラックへのワークセットが自動で出来る。
品質向上、省人化等、次世代へ向けた革新として、ご検討下さい。

 

 

 

 

イデヤっ子のひとり言  仕掛けで人をいざなう“仕掛学” 
先日、ユニークな新聞記事の回覧がありました。それは紙飛行機の自動折り機を、
大阪
大学の学生がレゴブロックを活用して製作したというものです。この元となっているのが、
大阪大学の松村准教授が研究している“仕掛学”です。
人の行動を強制するのではなく、思わずしてしまうよう、人をいざなう仕掛けを考えることです。折り紙自動折り機を造った学生は、人を集める仕掛けを狙ったようです。 右の写真はゴミ箱の上にバスケットゴールを設置したものです。狙いは・・・言うまでもないと思います(笑)。
このような事は、装置産業に携わる我々もよくよく考えていくテーマかもしれません。「その作業はダメだ!」となりますと、我々はどうしてもセンサーを多用し、カバーだらけにしてしまいます。しかし、結果的に装置を複雑で高価なものにします。
「思わずオペレーターが正確に作業したくなる」様、知恵でもって人をいざなう必要があるのではないでしょうか。

社員旅行記 ~ 坐禅体験 in 京都 ~
(編集者) 弊社社員Aがお盆休みに坐禅体験に参加され、その投稿を頂戴しました。

ここ最近、ヨガやマインドフルネスが非常にポピュラーなものになってきており、かのスティーブジョブズも瞑想を行っていたと聞きます。そこで、仏教的瞑想として、坐禅を京都市内のお寺で体験してきました。
私がお邪魔したのは祇園にある建仁寺の中の両足院。集合時間の午前7時に寺院へ入りますと、外国の方も含め20名ほどの方がおられました。受付が終わると、素敵な庭の見える本堂へ通され、足の組み方から、呼吸、意識の向け方等、順を追って丁寧に説明され、何ら困惑する事はありませんでした。
観音様の「観音」の通り、「音を観る」という視点で坐禅はスタートします。目を閉じ(正式には半眼)、まずは周囲の音に意識を向け、次に自分の身体や呼吸の音に意識を向け、最後はそれらを統制して、ただただ感じます。この統制された感覚が「崩れてきたな!」と思うと、手を合わして自己申告します。
すると木の棒でパシッ パシッと背中を叩かれます。これがリセットとなり、再度、坐禅を組み直します。
今回初めてでしたが、考える事は多くあり、中でも「忙しくても、このような時間を持つことは大切だ」と言うことです。自然の音以外何もない環境で、目を閉じ、深い呼吸をする。
次回は仕事に役立つ良いアイデアでも出てきそうです(笑)

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