イデヤ博士の実験室

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1個流しのめっき装置 その3

弊社が1個流しのめっき装置を製作したのは、かれこれ5年前の事です。
とある電子部品のお客様より
「従来のバッチ処理から離れ、1個ずつ処理したい。どこも、その様な提案をしてくれるところが無い。」との事でした。
弊社の経営理念は「創造」です。その様な事から、すぐに社内の主要な人物を集め、アイデア会議を実施しました。実にユニークなアイデアが次々に出され、そしてフィックスされていきました。
このアイデアを現実のものにするのには、何はともあれ「挑戦」です。弊社は迷うことなく、突き進んでいきます。ただし、無謀な挑戦はしません。量産装置で失敗すると,お客様に多大なるご迷惑をおかけします。
以上から、最も重要な供給部分を確認する実験装置を製作し、その動きを確認しました。と言いますのが、この時のお客様のご要望が、2秒に1個の処理です。
前回掲載の構造図で、供給がありますが、そこにパーツフィーダーと直進フィーダーを使い、
そこから 1個1個のワークを動いているベルトのジグに装着します。
「ワークに傷をつけない」「ワークの方向は大丈夫か」とトライアンドエラーは続きました。

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