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デヤっ子通信

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2022年10月号イデヤっ子2022年10月号 ~ イデヤ製ラインヒーター ~

製 作 記  イデヤ製ラインヒーター 
 めっき装置や表面処理装置を扱う弊社は、加温が必要なプロセスでヒーターを使用します。多くの場合、めっき液等の薬液を貯めているサブタンクに設置しますが、めっき装置がより小型化する中、省スペースでも活用できる様、ラインヒーターを製作しました。
 弊社はこのラインヒーターを3Ⅾプリンターを使ってABS樹脂で製作し、その外周を耐薬品性と耐熱性のある樹脂でコーティングしています。そうする事により、設置場所に適した形状のラインヒーターを製作しています。
 ・寸法 直径75mm×長さ165mm
 ・右写真の白いケーシングの中にヒーターがありますが、200Wのヒーターを
  最大3本まで設置する事ができます。
 ・温度検出センサーは、温水出口のところに熱電対を設置しています。
 ご参照下さい。

社員のひろば  61歳からの登山 (取締役技術部長 中島弘)~
 弊社の技術部門を背負っている取締役・中島弘(62歳)は13年前、サイクリング中の事故で
歩行が難しくなりました。日頃からゆっくり歩いていますが、正常者の1/5ほどの速さです。
 その中島が山登りをやっていると聞き、耳を疑うばかりですが・・・それは本当のことなんです。
 60歳を過ぎて、健康のことを考えるようになりました。
 そうした中、我が家のお墓が大阪の剣尾山 (784m) の麓にあり、お墓参りに行く度に「健康の為、登山でも始めようかな?」と思っていました。そこで、去年の7月に、思い切って剣尾山に登ってみる事にしました。
 いざ登り始めると、剣尾山手前の行者山 (469m) で、既に息が切れ始めました。「しんどいな~。何でこんな事をしようと思ったのか? 止めて引き返そうか?」と、弱気な声が頭の中に響きます。それでも、あきらめず、1歩1歩進み、3時間半をかけて、ようやく山頂に到着しました。山頂から見る360°のパノラマはとても素晴らしく、山に囲まれた大自然は、疲れを吹き飛ばしてくれました。
 下山もそれなりに苦労しましたが、初めての登山で得たこの達成感を忘れる事は出来ず、私は登山を継続していく事にしました。
 以降、装備も専門店で順次揃えていき、忙しい仕事の合間を見ながら、無理のない範囲で、継続しています。 
 参考までに、私が今まで登ったルートは次の通りです。
  剣尾山(3回)、芦屋ロックガーテン,須磨アルプス,六甲山最高峰 (931m),京都・愛宕山 (924m),
  滋賀・武奈ヶ岳 (1214m),滋賀・伊吹山(1377m),三重・御在所岳(1212m) 
 この通り、その距離や標高を少しずつ延ばしています。
 初めは健康にと思って始めた登山ですが、今では登山の魅力にどっぷりはまり込んでいます。
事故の影響で、歩く速さは遅く、他の人に比べると約2倍の時間を要しますが、マイペースで
楽しんでいます。
 13年前、急性的に半身不随となり、病院のベッドで不安を抱えながら横になっていたのが、
今となっては、夢のように思えます。
 できない理由を探すよりも、どうしたらできるのか? そうした前向きな考えがいかに必要か、
登山を通し、この年になって、再認識しました。

編集者のひとり言 おじさん構文から考える ~
SNSで世のおじさんたちが使う文体の事を“おじさん構文”と呼び、今、話題になっているようです。
具体的には、カタカナを乱用する、句読点が多い、聞かれていない近況報告をする、改行が多い、
文章が長いと言う特徴があるようです。
 いつの時代も若者が流行を生み出し、新しい時代を造ります。流行を迎合するわけではありませんが、
良いところは上手く取り入れていきたいものです。
 と言いますのが、上記の特徴を言い換えると、正しい文書を書く、人の話をしっかり聞く、自分の話はシンプルに短く、と言う事になり、年齢を問わず、コミュニケーションにおいて大切な事です。
 と、私も作成したイデヤっ子を何度もチェックしています!

株式会社イデヤ 編集者
電話:0774-72-5361 E-mail:sales@ideya.co.jp

 

 

 

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