イデヤっ子通信
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2021年2月号イデヤっ子2021年2月号 ~ 新たな架台フレーム ~
製 作 記 ~ 新たな架台フレーム~
現在、中型のめっき装置を製作しています。
概略平面寸法が4m×1.5mの物ですが、今回、この装置の架台フレームに、新たな試みを実施しました。それはFRPパイプ、ABS樹脂及びSUSの併用したモノです。
右の写真は、局所的ですが、それぞれの活用が見える部分です。この方法により、薬液に対する耐腐食性の強化、装置重量の軽減を実現しました。
ちなみに、4m×1.5mのベースの骨組みをSUSで製作した場合、その重量は約240kgになりますが、今回のものて約150kgであり、90kgの減量を実現しました。
軽くて腐食に強いめっき、表面処理装置、是非、弊社にご相談下さい。
展示会の報告 ~ オートモーティブワールド2021に出展参加してきました
緊急事態宣言の中でしたが、予定通り、弊社の営業/森田1名が展示会に出展参加してきました。
この情勢下、会場内は閑散とした状態だったようです。そうした中でも、帰社後の森田からは、興味深いレポートが出され、弊社としてはこの2,3年が非常に面白くなりそうな様相です。
●森田のレポート
昨年同様、カーエレクトロニクスのエリアに出展しました。
来場者が少ないものの、弊社のブースには、何らかの目的を持つ方
が来られ、有益な情報交換を実施する事ができました。
また、その来場者の50%が経営者の方々であり、それぞれに会社の
方向性を真剣に考えて、情報収集されている様子でした。
このような事含め、私が今回の展示会で感じたのは「大きな変化の
波が来ている」という事です。
それぞれのご意見を集約しますと、おおよそ以下の2種類です。
①超多品種少量生産の時代へ向かいつつある。
②自動車業界及びそれを取り巻く企業が大変化の局面にある。
そしてこれらの背景から、弊社に次のようなご意見を頂戴しました。
★変化に際し、めっきや表面処理についても、新たな技術開発を実施したいが、
今まで外注任せにしていたので、めっきの教育から実験装置まで相談したい。
★今世の中にある実験装置は品揃え、価格の双方で満足していない。
“チョコッとめっき”でスタートしたナイセ君ですが、それを基軸にした弊社のサービスも多様化す
る可能性があります。
小さな槽を並べた小さな装置が、弊社を支える一つのビジネスになる予感がします。
社内の風景 ~ 異色の経歴の社員紹介
入社後半年が経過し、部品製造現場で活躍している“吉田幸次”(61才)です。
年齢からして、経験豊富な職人さん?と思われるかもしれませんが、実は製造業界で働くのは弊社が初めてです。前職は米の卸、その前は某食品メーカーと、弊社としては、正に異色の経歴です。
また、イデヤに来る前は大学の通信講座を受講、そしてコロナ騒ぎになる前はフルマラソンに数回参加と、前向きな人生を歩んでいるようです。
松下幸之助さんが“青春とは心の若さ”と話したそうですが、吉田はそれを正に体現しているようです! と言うと少々褒めすぎでしょうか(笑)・・・
株式会社イデヤ編集部 |