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Column イデヤっ子通信

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2022年8月号

イデヤっ子2022年8月号 ~ めっき槽の鋳型技術 ~

製 作 記 ~ 鋳型技術 ~
 木材のFRP技術に加えて、型を使ってスピーディーに槽やタンクを
製作する技術開発に成功しました。
 この開発で直面した問題は大きく、以下の2点でした。
 (1)上手く離型できない。
 (2)樹脂の中にボイドができる。 
 これらの問題に対して、社内の総知を集めるため、幾度となく、
アイデア会議を実施し、トライ&エラーを繰り返しました。
 結果、以下の工法により、問題の無い木製FRPの槽を鋳型する事が
できました。
 (1)離型性の改善に、外側の型を分割組立方式にし、内型には
    パラフィンを採用しました。
      

 (2)ボイドの解決は樹脂の注入速度と抜け穴の調整により、解決しました。
 引き続き、このように1つ1つ問題点を解決しながら、日々技術の向上を目指しています。

編集者のひとり言  ~ 300年企業 継続の力 ~
 京都には何百年と続く老舗のお店がたくさんあります。
なぜそんなに長く続ける事が出来たのか?その秘訣を知るべく
麩で有名な「半兵衛麩」にお邪魔してきました。
 半兵衛麩は、京都市の五条にある麩とゆばを製造販売されている
会社で、古くから麩といえば「半兵衛麩」と通の間では言われて
きました。
 今回、会長の娘様である玉置 淳様にその秘訣をお伺いしました。
 「家訓を守って、お客様と麩作りに真摯に向き合う事。そして、
時代の移り変わりに合わせて技術やサービスを発展させていく
という事が、300年続く秘訣です。」との事です。
 更に、その家訓についてお聞きすると
 「先義後利がその一つで、義を先にして利を後とする事です。
義とは正しい道のこと。商いの正しい道とは、お客様のお役に
立てることを考え、お客様に喜んでいただき、そのお礼として
お代を頂戴する事です。
 あと一つが不易流行です。不易とは変わらないもの、流行とは
移り変わるものです。本質を変えることなく、時代の移り変わりに
合わせて技術やサービスを発展させていくという事です。」
 今年4月に「Cafeふふふあん」というお店をオープンされ、
若い人達にも麩を知ってもらおうと、麩とおからを使ったマフィンや
ランチでいただける麩のグラタン、パンなど新しい試みもされています。
正に不易流行ですね。
 このお話を聞いて、弊社もお客様に喜んでもらえるモノづくりや技術の
向上をし、長く続く企業でありたいと思いました。
 余談ですが、半兵衛麩では「老舗」という漢字は使わないそうです。
それは「老いた舗」になってはならない、常に「新しい舗(しんみせ)」の
気持ちを持って新しいことに挑戦しなければならないとの訓えだそうです。

株式会社イデヤ 編集者
電話:0774-72-5361 E-mail:sales@ideya.co.jp

 

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