イデヤっ子通信

イデヤっ子2018年4月号 ~イデヤ 挑戦の歴史~

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製作情報  イデヤ 挑戦の歴史 ~
弊社内でショールームの準備が着々と進んでいます。
各装置を改めて見ますと、それぞれに挑戦と苦労の汗がにじみ出ているようです。
その中のひとつ、右の「噴流めっき」はバレルめっきの革命として、メディアレス、小型を利点として発表したものです。
この装置をきっかけにして、チルカップ式めっき槽が生まれました。
そのチルカップも社内デモに向けて、
準備を進めています。乞うご期待ください。

 

社内の風景  いにしえの古墳に見守られて 
我が社の事務棟の玄関先から数㍍程の所に、直径が10㍍程の饅頭型円墳があります。
古代の日本には女王・卑弥呼が治める邪馬台国がありましたが、
それが何処に在ったのか?今でもはっきりと分からず、歴史の学会では
九州説と畿内説に分かれて論争が続いております。
目の前の小さな古墳が卑弥呼のお墓ではなさそうですが……
夜遅く仕事をしていると、御神体が出現します。
「深夜まで何をやっているのじゃ?」
「実験が上手くいかず、苦労しております……」
「ほほうー、そんな時には一眠りしてから考えてみよ!」と言うなり消えてしまった。
お説に従って、ソファーでウトウトしていると再び現れた。
「お前のところの会社は社員に徹夜を命じるのか?いったい、どんな方針でやっているのだ?」
「経営方針に書いてあるのですが……①お客様へ新しいコトを提供し、感動してもらうこと。
②社員が面白く仕事をすること……これは経営者の理想だと思いますが……」
「それは良いことじゃ! 仕事にも、人生にも理想が無くてはだめだ、頑張れよ!」と言うなりまた消えた。
此の神様のお顔を思い出そうと思うのだが……畏れおおくてお顔をシッカリ見る事ができない。
この御神体が時々おいであそばし、めげそうになる我々を励まして下さる、有り難い存在です。
此の古墳の側で仕事をしながら、お花一つも上げていないコトに恥じ入っています。

 

弊社の化学者 ~ 『私と化学』 桜井哲樹(開発部 所属) ~
私と化学の最終回は弊社に長年務める桜井です。
もう50年ほども昔の私は物理好きの高校生でした。
苦手の英語の授業ではコッソリ物理の教科書を読んでいました。
ところが、大学受験は人生を変えてしまう得体の知れない不思議なもので、大学で化学を学び始めると、それはたちまち私を夢中にさせてしまいました。
大学では電気化学を学び、卒業するとめっき屋へ就職し、生産現場の技術者の経験を積んでいきました。その後、幾つかの転職をしましたが、めっき技術から離れることはなく、好きな道で40数年間も飯を食って来たことに感謝しています。
今から千数百年も前に作った奈良の大仏さんは全身に金めっきを施していたそうですから、めっきは大変に古い技術ですが、科学が発達した今日でも次々と新しいめっき技術を開発して行く人の営みを面白く感じます。
私もその道の一人として、実験室に籠もって試行錯誤を続け、時にひらめき、時には同僚から知恵を借り、苦しみながらも実は楽しい開発屋人生をおくっております。

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