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1個流し式めっき装置
2025.08.18
2018年 某月、弊社のホームページに新規のお客様より問合せの連絡が入りしました。
それは、
『今もラック式のめっき装置で生産をしている。そうした中、新しい発想のめっき装置を検討したい。
イデヤさんなら相談に乗ってもらえると思い、連絡した。』
と言う内容です。
弊社にあるショールームの事を申し上げますと、興味をお持ち頂き、早々に来て頂く事になりました。
そして、展示してある手動式ナイセや超小型フープめっき装置を見て頂くと同時に、1個流し式めっき装置の動画を見て頂きました。結果、1個流し式に大きく興味を持って頂きました。
その理由は、1個流しが実現できると、めっきだけでなく、めっき後の後処理工程も一体化できるし、前工程とも多関節ロボットを使って、連結する事ができるという事からです。
そこで、弊社内で装置の仕様を検討し、後日、提案させて頂く事にしました。
弊社内では、チャックの構造に議論が集中しました。1個流しにおいて、以下の機能を持つチャックが、重要なカギとなるからです。
その機能とは、以下、3つの内容です
①ワークを保持する
②ワークの脱着が容易にできる
③ワークへ通電機能
弊社社員が多種多様なアイデアを出し、その中から、ひとつの構造を決定しました。
再度、別日にお客様と打合せを実施し、チャックの構造をご理解頂くと共に、本件の進め方を決定しました。
(第一ステップ)
チャックユニットを1式製作し、卓上実験で、めっき付けを確認する
(第二ステップ)
プロト装置(2m×1m程度のフロア面積)を製作し、搬送及びめっき品質を確認する
(第三ステップ)
上記を受け、量産装置に着手する
お客様と共に、各ステップで必要な確認を実施し、量産に至りました。
既に、数台の1個流し式めっき装置が、お客様の工場内で稼働しています。
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