展示会情報　～ オートモーティブワールド2024 ～
　オートモーティブワールド2024に出展します。
　今回は2023年に展示しました「超小型モジュール式フープめっき装置」に加えて、新たに「1個流し式めっき槽」を展示します。
　この1個流し式のメリットは、以下の内容となります。
　　(1)全てのワークが1列になり、同じ搬送経路を連続して搬送しますので、品質の安定性が向上します。
　　(2)供給収納の自動化や前後ラインとの接続により少人化を実現できます。
　　(3)ワーク有無の検知等、ワークの生産管理が可能となります。
　今回の展示品は、卓上型で液の循環やワークの搬送方法等の基本構造をご理解頂く事を目的にしています。是非、ご覧頂き、いろいろなご意見を頂戴できればと思います。
　　●日時：2024年1月24日（水）～1月26日（金）10:00～17:00
　　●場所：東京ビッグサイト
　　●弊社のブース：東7ホール　E64-57
　　●HP：展示会概要 – オートモーティブ ワールド 世界最大！クルマの先端技術展 (automotiveworld.jp)
　当日、何かございましたら、出展担当の森田までご連絡を頂ければと思います。（森田 連絡先：090-1159-9287）

編集者のひとり言　～ 高級ブランドの真髄 ～
　京都には多くのアンティークショップがあります。散歩気分でいくつかのお店を回り、手頃な金額で掘り出し物を見つけた時は、自分だけの戦利品のようで、うれしいものです。
　京都の東山にある写真のお店は、アンティーク時計の専門店で、所狭しと腕時計や懐中時計が並んでいます。特に詳しくもない編集者ですが、それでも、その中に見た事があるブランドを見つけました。あの“オメガ”です。この世界で、150年以上トップブランドとして永続してきたメーカーです。
　記憶に新しいところでは、カジュアル腕時計メーカーのSWATCHと共同で発売した腕時計が、予約段階で売り切れになり、ニュースでもその騒動が話題になりました。
　さて、このオメガについて、皆様はどのような印象をお持ちでしょうか？
　編集者は高級ブランドで、どちらかと言うと宝飾やアクセサリーの類と言うイメージを持っていました。それを老齢の店主に伝えたところ、「もうちょっと勉強しなさいよ」と優しくオメガについて説明してくれました。
　「オメガは時計の宝飾にこだわることなく、常に技術革新を進めて、時計業界を牽引するイノベーターです。
　機械式の腕時計が一般的な時代に、そのムーブメント（柱時計で言うところの振子）が磁化して正確に時を刻むことができない問題が起きました。その時オメガはいち早く非磁性体のムーブメントの開発に挑戦し、問題解決に成功しました。その新技術は高級品だけでなく、全商品へ展開したのは立派なことですが、更にそれを時計業界へ公開したのは、驚きと尊敬に値します。
　そして時計業界全般の技術が大きく前進し、人々は正確な時間を手に入れることができました。
　こうしたオメガの方針は今でも引き継がれており、現CEO“レイナルド・アッシェリマン”の発言や姿勢は、我々の業界で尊敬を集めています。
　～オメガが時代を超えて成長し続けるのは”新技術に取り組む精神”を持ち続けてきたからです。
　150年以上も続く老舗オメガはブランドイメージだけでなく、時計が持つ価値にお客様が満足している結果だと思います。そのため、我々はこれからも革新を続けて参ります。～
　これがオメガです、いかがですか？
革新無くして、永続無し！　これこそが普遍の法則という事でしょうか？
店主へのお礼に、何か一つ買う事ができれば良かったのですが、それはまだ先のことになりそうです。

編集者より　～ よいお年を ～
　2023年も、本誌をお読み頂き、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
　急に寒さが厳しくなりましたが、皆様、どうかご自愛頂き、よいお年をお迎えください。