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デヤの結晶
~開発や装置製作の事例

過去の多様な製作事例を、ご確認下さい。

『めっきや表面処理における生産革新』

    化学処理、薬液処理、表面処理、めっきの為の機器や装置を製造販売しています株式会社イデヤです。

弊社は、お客様の困った解決の為、実験機器から装置製作までを請け負う会社です。

 

さて、今日から数回にわたって、弊社独自と言えるかもしれない『1個流し式めっき装置』を紹介させて

頂きます。

 

一般的なめっき装置や表面処理装置と言いますと、“ラック式”や“バレル式”になります。これらの

装置は一度に何個ものワークを同時処理する、いわゆるバッチ式です。

バッチ式は大量生産かつ長寿命製品(受注が10年以上にわたり確保できる)には最適なシステムと

言えます。

一方で、多品種少量生産や省人化を考えた場合には、バッチ処理の合理化にも 限界があります。

こうした事から、次世代に向けた生産ラインとして、1個流し式の相談を受ける様になってきました。

 

では、いきなり装置の製作を進めるかと言うと、そうではありません。と言いますのが、お客様の

ワークの形状は千差万別の為、次のようなステップで、下検討を進める必要があります。

 

       ⑴ワークを保持するジグを製作し、そのジグを使って、めっき実験を行います。

       ⑵上記にて、ワークの保持力やめっき品質が確認できたら、ワークの供給について、難易的な実験を

実施します。

       ⑶次に、スケールダウンしたプロト装置を製作し、ワークの供給、排出及び連続運転によるめっき品質

やジグの消耗具合を確認します。

 

このような下検討や実験評価を経て、1個流し式めっき装置の製作に取り掛かります。

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