SDGsの取り組み
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SDGs宣言書イデヤの目指す取り組み
SDGs宣言書を取得しました
取引先の京都銀行様がSDGsの認証及びサポートをされています。弊社が行っている「木材の活用」に着目して頂き、宣言書取得のご提案を頂きました。
専門の方が現場調査や就業規則の確認をされ、宣言書の交付が決定されました。

イデヤは「木」でめっき装置を造りました!イデヤのSDGs取り組み状況

- 約80%樹脂の使用量を削減
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右写真の装置は、弊社が扱う手動型のめっき実験試作装置です。
各槽とカバーを木材で製作しており、樹脂の使用重量を25kgから4.5kgへと減少させました。
すなわち、約80%樹脂の使用量を削減しました。 - ①耐薬品性について
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具体的には木材で組み立てた木製の箱を、和紙やガラスクロスで補強し、その上から樹脂を塗布しています。
現在、メインで使用しています樹脂は2種類です。
1)ビニルエステル → 酸及びアルカリの双方に適しています。
2)不飽和ポイエステル → 酸、特にクロム酸に適しています。

- ②強度について
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以下の強度試験を実施し、実用に耐え得る事を確認しています。
●試験片・・・木板にFRP処理をした物:幅30mm×長さ300mm、厚み13.6mm、FRP処理は両面に各1層
●FRPの補強繊維・・・ロービングクロス(570g/m2)
荷重 (N) | 50 | 100 | 200 | 300 | 400 | 500 |
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たわみ量 (mm) | 0.42 | 0.67 | 1.14 | 1.59 | 2.07 | 2.53 |
本結果より破壊応力を計算しましたところ、72MPaとなりました。
参考として、塩ビ板の破壊応力は52~58MPaです。
この通り、現在、採用している材料が、脱プラスチックを実現した強い材料である事がわかりました。