ロボットを搭載した場合
各機能
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自動機の基本形は手動機にロボットを取り付けて自動化した装置です。
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ロボットは以下の5自由度を持っています。
①チヤック。 ②チヤック回転。 ③アーム旋回。 ④アーム昇降。 ⑤アーム走行。
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ロボットは各プロセス間のワークのハンドリングや処理槽の蓋の開閉などを行います。
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ワーク供給ユニットを用意し、そのワークホルダーから取り出したワークを処理して、再びそこへ収納します。
長時間の無人運転の場合には複数のワークホルダーを用意する方法があります。
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実験の場合には多種多様な実験条件にしたがって、色々なサンプルを自動的に多数作ることができます。
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生産品種が変わればワークに合わせて、チヤック爪を変更します。
少量生産
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処理プロセスが多数必要な場合には、ナイセを複数台並べ、各ナイセ間のワーク受け渡しをロボットが行う多品種少量生産のシステム構築が可能です。
プロセスが変われば、必要な部分のナイセを置き換えれば簡単に対処できます。
オプション機能
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液きり:薬液処理の終わったワークを水洗処理する前に「薬液きり」を行うと洗浄水が大幅に節約できます。
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仕上槽:ジェット噴射水洗、スピンナー液きり、熱風乾燥を搭載した槽です。
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排ガス処理ユニット
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排水処理ユニット:排水レスのシステムが可能です。
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薬液の定量供給ユニット
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粉体薬剤の定量供給ユニット