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デヤの結晶
~開発や装置製作の事例

過去の多様な製作事例を、ご確認下さい。

1 個流し式めっき装置

     2018 年 某月、弊社のホームページに新規のお客様より問合せの連絡が入りしました。
    それは、
 『今もラック式のめっき装置で生産をしている。そうした中、新しい発想のめっき装置を検討したい。
    イデヤさんなら相談に乗ってもらうと思い、連絡した。』
と言う内容です。
     弊社にあるショールームの事を申し上げますと、興味をお持ち頂き、早々に来て頂く事になりました。
そして、展示してある手動式ナイセや超小型フープめっき装置を見て頂くと同時に、1 個流し式めっき装
置の動画を見て頂きました。結果、1個流し式に大きく興味を持って頂きました。
    その理由は、1個流しが実現できると、めっきだけでなく、めっき後の後処理工程も一体化できるし、
前工程とも多関節ロボットを使って、連結する事ができるという事からです。
    そこで、弊社内で装置の仕様を検討し、後日、提案させて頂く事にしました。
    弊社内では、チャックの構造に議論が集中しました。1個流しにおいて、以下の機能を持つチャックが、
重要なカギとなるからです。
    その機能とは、以下、3つの内容です
         ①ワークを保持する
         ②ワークの脱着が容易にできる
         ③ワークへ通電機能
     弊社社員が多種多様なアイデアを出し、その中から、ひとつの構造を決定しました。

    再度、別日にお客様と打合せを実施し、チャックの構造をご理解頂くと共に、本件の進め方を
決定しました。
 (第一ステップ)チャックユニットを1式製作し、卓上実験で、めっき付けを確認する
 (第二ステップ)プロト装置(2m×1m程度のフロア面積)を製作し、搬送及びめっき品質を確認する
 (第三ステップ)上記を受け、量産装置に着手する
    お客様と共に、各ステップで必要な確認を実施し、量産に至りました。
    既に、数台の1個流し式めっき装置が、お客様の工場内で稼働しています。

 

株式会社イデヤ 編集者
電話:0774-72-5361 E-mail : sales@ideya.co.jp

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