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デヤっ子通信

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2024年8月号ワンチャンバー式めっき装置

製 作 記 ~ ワンチャンバー式めっき装置 ~
    ナイセシリーズのロボット式めっき装置は、次世代を見据えてご相談を頂き、実現しためっき装置です。
    特に、危険性の高い薬液を使うような、作業者の安全を確保する事ができるメリットを実現するためには、ロボットの活用が非常に有効です。
   このロボット式ナイセは、オペレーターがワークをセットし、装置を起動すると、自動的にワークを各処理槽内へ
浸漬させ、必要な処理を行い、ワークを元の場所に戻し、安全かつ効率的に作業を完了させます。
    このロボット式ナイセは多様なご要望にお応えする用意があり、過去、次のような事に対応してきました。
    (1)ワーク1個毎で条件を変更する事ができるシステム
    (2)ひとつの槽で、2種類の処理を行うワンチャンバー式
    (3)前後工程との連結
    (4)工程変更に従って、処理槽を入れ替える
    (5)処理中、必要に応じて、ワークを高速回転する
   さて、このロボット式ナイセですが、来たる10月の展示会に出展する予定です。
   その装置は、走行、昇降、回転及びチャック機構を備えたロボット式ナイセです。
   この新しい装置は、より高度な自動化と作業効率の向上を目指しており、今後のめっき及び表面処理技術に微力ながらも貢献できればと、考えております。
   10月の展示会については、本誌の9月号で紹介させて頂きますが、10月30日から名古屋で開催されます
   “メッセ名古屋”を予定しています。
   是非ご予定下さい。

編集者のひとり言 ~ 職人技とシステム化:サイゼリヤの挑戦と村山太一氏の視点 ~
   近年、飲食業界では職人技とシステム化のバランスが重要視されています。
この二つは対立する概念に見えますが、サイゼリヤはその両立を実現しています。特に、東京の三ツ星レストランを経営する村山太一氏が、アルバイトとして働く姿勢は、職人技とシステム化の共存を象徴するものです。
   サイゼリヤは、効率的な業務フローと高品質な料理を提供することで知られています。同チェーンは、多店舗展開を支えるために、オペレーションのシステム化を徹底しています。例えば、食材の仕込みや調理工程が標準化されており、どの店舗でも一定の品質を保つことができるようになっています。これにより、経験の浅いスタッフでも高品質な料理を提供できる仕組みが整っています。
   一方で、村山氏は「料理は人の手が作るもの」という信念を持ちながらも、サイゼリヤのシステム化された業務の中で、その職人技をどのように活かすかを模索しています。村山氏は、自らの経験と知識を活かし、調理の微妙な調整や新たなメニュー開発に積極的に取り組んでいます。彼のような熟練したシェフがバイトとして働くことで、サイゼリヤの店舗は新しいアイデアや技術を取り入れることができ、システム化の中に職人技を組み込むことが可能となります。
   このように、サイゼリヤの成功は、システム化により効率を追求しつつも、職人技を尊重し、常に改良を続ける姿勢にあります。村山氏のようなプロフェッショナルがその一員として参加することで、サイゼリヤは更なる進化を遂げています。
   これは、現代の飲食業界が直面する課題に対する一つの答えであり、職人技とシステム化の共存がもたらす新たな価値の創造を示しています。
   こうした創造性は、製造業界においても、重要となる事は、ほぼ間違いないでしょう。

社内の風景 ~ 五山送り火 『鳥居型』 ~
   弊社の社員Aさんが、久しぶりに京都の送り火を見てきたという事で、写真を提供してくれました。
   右写真の通り、Aさんが今回見たのは、五山の中の一つ、鳥居型です。Aさんによると、他の山は、予め文字状に並べた松明に火をつけるのですが、鳥居型だけは先に松明に火をつけ、それを人が順番に鳥居の形に固定していくとの事です。
   時間がかかるものの、松明の火が、ウロウロしながらも徐々に鳥居の形になっていくのは、非常に味のあるものかもしれません。

 

株式会社イデヤ 編集者
電話:0774-72-5361 E-mail : sales@ideya.co.jp

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