イデヤっ子2022年1月号 ~ 2022年のイデヤ: 代表取締役 森田幸浩 ~
年始のご挨拶 ~ 2022年のイデヤ: 代表取締役 森田幸浩 ~
明けましておめでとうございます。いつもイデヤっ子をお読み頂き、誠にありがとうございます。編集員より今回のイデヤっ子で155号になったと聞きました。本誌は月に1回発行していますので、既に12年が経過した事になります。これも読者の皆様がおられる故に続く事であり、重ねて感謝申し上げます。
さて、2022年の年頭、私が弊社の社員に伝えたのが“Change or Die”すなわち、“変わるか、死ぬか”です。これは私の造語ではなく、ダーウィンの進化論をはじめ、変化の重要性を表す有名な言葉です。
コロナ問題が長引いていますが、「いつになったら元に戻るか?」と言う言葉を、よく耳にします。しかし、私は元には戻らないと思いますし、常に世の中が変化し続ける事は、歴史が証明しています。以上から、弊社も更に変化し続ける必要があります。
では、2022年、弊社がどう変化していくか?
一つは「モノからコトへ」です。弊社の事を「めっき装置メーカー」として認識されているお客様は非常に多いと思います。それはその通りですが、一方で「技術開発」のようなソフト面のご相談にもお応えしています。「イデヤさん、この部分だけに極小なめっきを付けたい」「今ある生産方法を1個流しにしたい」等のご要望に対して、アイデアを出し、実験し、証明すると言う事です。
あと一つは、SDG’s の推進です。本誌でも何度かお伝えしていますが、弊社は木材を多用しためっき装置の製作を、より活発に進めています。今年はその製法開発、設備投資を積極的に行い、環境に優しい機器をお客様へご提供できればと、考えております。
この2本柱が2022年の弊社の具体的目標です。こうした事を微力ながら、皆様のご支援、ご指導を頂きながら進める事ができればと思います。
今年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
商品企画 ~ 変化する“小型フープめっき装置” ~
最近、小型フープめっき装置へのお問合せを頂戴する事が増えてきております。
右写真の装置は、弊社が今まで扱ってきました小型フープめっき装置であり、装置寸法が800mm×800mm、高さが1,200mm程度、フープ材の厚みは最大0.15mm、そして各処理プロセスは設計時に整合した内容で、専用プロセスとなっていました。
対して、皆様のご要望をお聞きしておりますと、次のような仕様について、新たに計画する必要がある様子です。
(1)フープ材の寸法は各種あるが、厚みについては、最大1mmの
可能性もある。
(2)搬送速度は5m/分程度あれば十分である。
(3)各機構
①各処理槽がモジュール方式で、プロセスの変更に柔軟に対応できる。
②サブタンクの容量:10リットル未満。更に容量の小さいものも必要。
③処理槽、サブタンク、ヒーター、冷却チラーは自由に組み合わせる事ができる。
④循環機能はポンプ式
⑤省スペース
⑥イデヤが実施している木材活用方式を活用したい。
本小型フープめっき装置について、ご興味をお持ちの方は、是非、お知らせ下さい。
展示会情報 ~ 本日開催のオートモーティブワールド2022に参加しております ~
前月号でもお伝えしました通り、本日より開催されますオートモーティブワールド2022に出展しています。是非お越し下さい。
●日時:2022年1月19日(水)~21日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
●場所:東京ビックサイト カーエレテクトロニクス展内 東5ホール ブース番号:38-41
●出展担当:森田(携帯:090-1159-9287)
株式会社イデヤ 編集者 |