メインビジュアル画像

デヤっ子通信

弊社の月刊誌です。
ご登録頂いているお客様には、
毎月メール配信を実施しています。
ご希望の方は、ご連絡下さい。

2022年11月号イデヤっ子2022年11月号 ~ 株主総会を開催しました ~

社内の風景 ~ 株主総会を開催しました ~ 
 2022年8月末で弊社の51期が終了し、10月29日に株主総会を開催しました。
 今回も多くの株主様にご参加頂き、51期の決算について報告
させて頂くと同時に、今後の弊社について、最近頂くご注文や
ご相談内容を事例に、説明させて頂きました。
以下の3項目がその内容となります。ご一読頂き、皆様の方でも
ご要望がありましたら是非、ご相談頂ければと思います。
 (1)省人化
   具体的には自動搬送ロボットを用いた実験装置により、
  以下の2点を実現する事です。
   ①同じ条件でサンプル数をn増しする場合、ロボットで製作する事ができ、
    夜中でも無人で稼働する事ができます。
   ②薬液の取り扱いを人から遠ざけ、より安全に実験を実施できます。
 (2)品質重視
    従来のバッチ処理に代わり、ワーク1個1個をハンドリングし、正確にめっきします。
  こうする事により、より品質を重視した生産方法へ切り替える事ができます。
 (3)フレキ性
   非常に変化の激しい時代の中、ワーク形状や工程の変更に対応できる装置の事です。
   一例をあげますと、モジュール式フープめっき装置です。各工程が1つのモジュールになっており、 
  導入後でもモジュールの切り替えにより、柔軟に変化に対応する事ができます。
 こうした事は、めっき、表面処理と言う薬液と、ハンドリング関係であるメカトロの融合であり、
微力ながら、今までに積み上げてきた弊社の技術が、少しずつですが、それらを可能にしている
ようです。
 読者の皆様におかれましても、引き続きのご支援を頂きますよう、よろしくお願い致します。
それらにお応えすべく、精進してまいります。

編集者のひとり言 ~ 廃棄物をアートに昇華 ~
 とある雑誌で、電子廃棄物で作品を制作するアーティスト、
長坂真護(ながさかまご)さんの事を知りました。長坂さんは、
アフリカのガーナに旅行した際、電子廃棄物の山の中で働くスラム街の人達と出会いました。彼らは電子廃棄物の中から金属を取り出し、そこから得る収入で生計を立てていました。
 しかし、その作業環境は劣悪であり、有害物質の影響で、死ぬ人や病気になる人が多数出ていました。そこで、これらの廃棄物を再利用したアート作品を製作し、そこで得た利益の一部を現地に還元しようと、作品制作と同時に、それらを販売する会社を立ち上げられました。
 この長坂さんの展示会が大阪で開催されていると言う事で、早速
お邪魔して来ました。右写真がその一部です。実際に間近で見ると、
廃棄物の生々しさが伝わってきます。日々、我々の生活に欠かせない便利な機器が、知らないところで人々を苦しめていると言う事に、
複雑な思いがしました。
 一方で、全体的に見ると、アート作品として、見事に昇華されて
おり、かなりの高額で売れるのもうなずけます。
展示会のスタッフは、長坂さんの会社の方でしたので、間近で見る長坂さんについて尋ねてみました。
「作品を製作している時は、集中力が凄く、神聖な空気が漂っています。近づくのも憚られますね。
しかし、普段は気さくで、常に周囲に人が集まってます。そのような魅力を持っている代表です。
長坂は2030年までにガーナのスラム街に最先端のリサイクル工場を建設し、公害ゼロのサステナブル
タウンにする事を目標にしています。この夢に向かって、我々も共に挑戦しています。」
 今回の展示会を通じて、我々もモノづくりをする立場として、廃棄処分に至る事を考え、そこに苦しむ人が出ない事に配慮する必要がある事をつくづく感じました。微力ながら、引き続き、環境に優しい
めっき、表面処理装置に挑戦していきたいと思います。

社員のひろば ~ 虹のドーナツ ~
 先日、会社を出たら見事な虹が! そして、それが池に反射して、
リングになっていました! こんなドーナツがあると良いですね!

株式会社イデヤ 編集者
電話:0774-72-5361 E-mail:sales@ideya.co.jp

 

 

アーカイブ

お問い合わせ

まずはお気軽にお問い合わせください。

電話で相談する

受付時間 9:00~17:00

arrow