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デヤっ子通信

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2025年1月号2025年1月 ~ 2025年を迎えて 代表取締役 森田幸浩 ~

 新年に際して ~ 2025年を迎えて 代表取締役 森田幸浩 ~

  明けまして、おめでとうございます。

  さて、弊社は昨年、小さな一歩を歩み始めたと思っています。

  それは、本誌でも紹介していた“ナイセ君”が一つのラインアップに成長したという事です。

昨年もいろいろなお客様からご相談を頂戴する事ができましたが、それらのお声から

見えてきたのが、このナイセシリーズです。

  このナイセシリーズ、大きくは以下の3種類に区分しています。

  • 手動型ナイセ

ビーカー及びドラフトチャンバーから一歩進んだ、手動式の実験、試作装置です。

プロセスは1槽からご要望にお応えします。

  • 自動型ナイセ

弊社製ロボットを活用した自動型です。省人化と安全の確保を実現します。

ワーク搬送は1個流しから、バッチ搬送迄、多種多様です。

  • フープ用ナイセ

小型かつフレキ性の高いフープめっき装置です。

  2025年、弊社はこのナイセシリーズを主軸に、皆様のお役に立つべく、邁進したいと思っております。

  本年も、何卒、ご支援の程、よろしくお願い致します。

編集者のひとり言 ~ 急ぐこと勿れ ~

   誰もが知る大手コーヒーチェーン「スターバックス」。昨年、弊社の近くにある精華台通りにも新たに

オープンしました。店舗を次々と拡大している中、かつて急激な成長による失敗があったこともあります。

ある専門家は、「スターバックスは、成長目標を達成しようと急いで規模を拡大するあまり、合理的な分析を

おろそかにした。規模を拡大すれば収益は増えるかもしれないが、同時に失望する顧客も増えてしまう」と

分析しています。

  過去の史実にも、急いで目先の成功を追い求めた結果として失敗した例が多くあります。例えば、1739年頃にフランス革命が起こりましたが、その過程で急激な改革が行われ、社会秩序の崩壊や内戦を引き起こしました。ロベスピエールのような指導者の過激な行動が暴力的な反動を招き、多くの犠牲者を生む結果となりました。

 

スターバックスに話を戻すと、同社は創業23年目の1994年時点で既に425店舗を展開していました。

1999年には625店舗を新規オープンし、

2007年には年間2500店舗を開店。つまり、4時間ごとに新しい店舗が誕生していたことになります。

  結果、好況下にもかかわらず、既存店舗の売上高伸び率は半減し、2008年には、600店舗を閉鎖し、

1万2000人の従業員を解雇。株価は73%も下落しました。

  創業者のハワード・シュルツは次のように語っています。「今、誰もが知っているように、成長は経営戦略

ではなく、具体的な戦術である。規律のない成長が経営戦略になったとき、我々は道を見失った。

スターバックスには、スターバックスにふさわしい最適な規模があった。」

  弊社の生産部門でも同じような失敗があります。生産速度のスピードアップ。目指してがむしゃらに

取り組んだ結果、何も早くならないと言う事がありました。少し落ち着いて社員の知恵を集めたときに、

ようやくスピードアップが実現しました。

  スターバックスの事例から学べるのは、「急いては事を仕損じる」という教訓かもしれません。

短期的な規模の拡大にとらわれず、最適な規模を見極めながら、顧客第一を掲げることこそが、

企業として理想的な姿なのではないでしょうか。

展示会情報 ~ JASIS関西2025 ~

  • 日時:2025年1月29日(水)~1月31日(金)10:00~17:00
  • 場所:グランキューブ大阪
  • 弊社のブース:C-14
  • HP:展示会概要 – JASIS関西最先端科学・分析システム&ソリューション展

(www.kansai-jasis.jp)

当日、何かございましたら、出展担当の森田までご連絡を頂ければと思います。

(森田 連絡先:090-1159-9287)

 

株式会社イデヤ 編集者
電話:0774-72-5361 E-mail : sales@ideya.co.jp

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