イデヤっ子通信

イデヤっ子通信2014年9月 線材用めっき実験装置

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2014/09  Vol.:66

製 作 記   ~線材用めっき実験装置 ~
本機は大阪で線材の製造、販売をされている“光洋鉄線株式会社”殿から「安価でちょっとした実験用のめっきラインがあれば!」とのご要望を頂き、製作した物です。

1,特徴
(1)巻出し・巻取りはお客様が保有されている搬送機構を有効活用する。
(2)将来の増産に向けて、4条引きまで可能。
2,基本仕様
(1)搬送速度:0.5m/分
2014-9-1

イデヤっ子 講演会
~講演「サル化する人間社会」より 代表取締役 出村 剛~
関西文化学術研究都市「けいはんな」にある国際高等研究所で、京都大学の山極寿一先生の話を聞く機会がありました。話のテーマは「サル化する人間社会」というテーマで、話の最初は「共感」の問題から入りました。

共感とは相手の状況を理解し、おもんばかる心の営みであり、それは人間やゴリラなどの類人猿に共通する能力だが、サルには共感が無い。サルは子供や仲間へ食べ物を分け与える事はなく、強い者の順に奪い取る、単純な社会であり、霊長類と大きく異なる。
人間の脳は大変に大きいのだが、それは前頭葉の新皮質が発達したので、大きくなった。新皮質の大きさは、その動物が造る集団の大きさに比例する。

人間が作る最小集団は10~15人ほどで、それは家族の大きさであり、この集団は言葉を必要としないツー、カーの世界である。
次の大きさは30~50人で、これは学校の教室の大きさです。これはあまり多くの言葉を必要とせず、パッと見れば相互に分かる大きさである。
最後に人間が作り得る最も大きな集団は150人ほどで、それは年賀状の人数と考えれば良い。その範囲なら、相互の意思疎通も可能であり、信頼関係を構築できる。それを越す集団は言葉を使わないとコントロールできないし、それは皮膚感覚を越すものになる。

最近の人間社会は壊れ始めているのではないか?と心配する。その原因の一つにIT化が上げられる。人はIT社会の中に生きる感覚に陥り、共感の社会から離れ、孤立化する。それは人や類人猿の社会から遠ざかり、サルの社会に近付いていることになる。
これを防ぐ処方箋は、効率主義から離れることだ。その手始めに「無駄な時間を使う」ことから始めるのが良い。
しかし右肩上がりの好きな若者や壮年はそれを拒否するだろう。だからそれができる高齢者が社会を引っ張り、それを実践しなくてはならない。
幸いに高齢化社会になって来た現在がその好機である。
2014-9-2

展示会情報
     ~関西 機械要素技術展~
先月も掲載しました関西機械要素技術展が間近となってまいりました。

●2014年9月24日(水)~9月26日(金)   10:00~18:00(最終日のみ17:00で終了)
●インテックス大阪  1号館   表面処理・改質エリア  2-46

お立ち寄りください。

 

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