
イデヤっ子通信
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2025年5月号2025年5月 ~ 段ボールで実験用チャンバーを製作しました ~
制 作 記 ~ 段ボールで実験用チャンバーを製作しました ~
数日前の新聞で、『段ボール製ドローン』の記事を見かけました。ちょうど同じ
タイミングですが、弊社も段ボールを使って、新たに実験用チャンバーを製作しました。
段ボールと書きましたが、正式名称は“ペーパーハニカムボード”と呼ばれる
もので、その特徴は高い強度、断熱性、そして軽い事です。
ハニカム構造は元々、強さと軽さの両立を目指して、主に航空産業で発達してきました。
軽量で高強度な為、鉄不足の時代にペーパーハニカムが航空機の主翼に使われた事もあったようです。
現在でもアルミ製ハニカム材が航空機の主翼の材料として活躍しています。
本実験チャンバーは上記材料に加えて、その外周をFRPで補強及び保護しています
ので、耐薬品性にも優れています。
その他、次のような構造を備えています。
(1)ビーカー台により、ビーカーの併用も可能。
(2)四角い箱型の処理槽が必要な場合は、同じ材料で槽を製作します。
必要に応じて、加温循環機能の設置も可能です。
ビーカー実験から一歩進んだ実験装置として、間もなく、弊社ホームページにアップしていく予定です。
編集者のひとり言 ~ 地域コミュニティとしても機能するコインランドリー ~
昨今、日本の多くの地域で人と人とのつながりが希薄化する中、人々が集まる
憩いの場として注目を集めているのが、“コインランドリー”です。
従来のコインランドリーといえば、汚い、暗いといったイメージがあり、利用を控え
ていた人も多かったと聞きます。しかし、最近では、店舗のデザインを一新
したり、カフェやジムなど他業種の施設を併設した店舗が増えており、利用率、
店舗数共に増加の傾向にあります。
特に、併設型店舗が増加している理由は、利用者が洗濯や乾燥の待ち時間を
有意義に使う事ができる為です。実際に利用者からそうした声が多く出たらしく、
その需要にいち早く答えた結果が、今に至っているのかもしれません。
かつての日本では、井戸のある共同洗濯場で、世間話をする事ができました。
こうした事で、住人同士の結びつきを強め、かつ、情報交換や各自が抱える問題共有及び解決の場となっていたようです。
コインランドリーが更なる発展を遂げ、このような場になるかどうか、期待と共に、見ていきたいところです。
サービスが持つ本来の役割だけではなく、利用者の声に耳を傾け、生活が豊かになるアイデアを次々と生み出し
ていく姿勢はこれからの時代に益々必要なことかもしれません。
今、製造業界は大きな変化を強いられています。弊社もお客様のお声や願いをよく聞き、必要な変身を繰り返す
必要があると思います。
社員の風景 ~ 草刈りは幸運の女神? ~
弊社は毎日、社員全員で社内清掃を行っています。
新緑の今、弊社内は緑にあふれていますが、その分大変なのが、草刈りです。当面の
間、全員が従事する事になるでしょう。そうした中、社員Aさんが、朝礼で次のような
話をしました。
『草刈りをしていると頻繁にヤモリを見かけます。実はヤモリの語源は家守
(やもり)であり、その場所を厄や災いから守ってくれる存在と言われている
そうです。草刈りの中で、ヤモリを見つけると、私は嬉しくなります』
ヤモリが沢山生息する弊社!
これで弊社の運気も上昇してくれるでしょうか(笑)?
株式会社イデヤ 編集者 電話:0774-72-5361 E-mail : sales@ideya.co.jp |