イデヤっ子通信
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2024年3月号イデヤっ子 2024年3月号 ~ ジグによる効率アップ ~
製 作 記 ~ ジグによる効率アップ ~
弊社が展開するナイセシリーズのめっき装置、その架台フレームの組立について、組立ジグを製作しました。
今まで、めっき装置の架台フレームには、次のような工程を必要としました。
①各コーナー継手とパイプの直角度を維持する為、そのガイドとして使う
アルミフレームを組み立てる。
②上記ガイドに沿って、架台フレームの骨格を組み立てる。
②接着剤が固まるまで、更にロープを架台フレームに張り、継手とパイプ
の位置ズレを防止する。
③外装カバー用取付具を架台フレームのパイプに固定する為、一つ一つ
寸法をケガキ、それぞれに接着していく。
上記に対して、今回、写真の様な組立ジグを製作しました。
このジグは上記工程の①~⑤を一度の作業で実施できるようにしたものです。
結果、今まで2.5日かかっていた作業時間を、0.5日と5分の1に短縮できまし
た。
今後も、このような知恵を必死で絞り出し、皆様に精度の良いめっき装置を、
できる限り早くお届けしたいと思います。引き続き、よろしくお願い致します。
編集者のひとり言 ~ 月ヶ瀬の団子と修行 ~
弊社から東へ30km程のところに、月ヶ瀬と言う場所があり、春先になると梅や桜を見る人達で賑わいます。特に梅林の歴史は古く、平安時代の貴族、藤原道真に所縁を持つようです。
先日、弊社の中島が山歩きも兼ねて散策し、その様子を報告してくれました。聞くと、ここ数年は毎年訪問している様子です。これほどに彼を引き付ける魅力は二つあり、一つは、趣味の山歩き、あと一つが、“おばあちゃんのお店”と呼ばれる峠の茶屋です。
初代の女将がご高齢で創業された事から、この店名になった様子であり、今は2代目が継がれている家族経営のお店です。
実は、このお店の草餅が大変に美味しいらしく、昼の12:00あたりに行くと、既に売り切れてしまっている程の評判だそうです。
中島が2代目の店主に、味の秘訣を聞いたところ、次のような答えが返ってきたそうです。
『基本的には先代の味付けを忠実に守っています。ですので、言うならば、日々、同じ事の繰り返しです。しかし、来る日も来る日も、良い素材を探し、仕込み、お客様に提供するには、かなりの辛抱と根気が必要です。そこに負けて、手を抜くものなら、お客様はすぐに見抜き、お店から遠ざかる事でしょう。
一度、離れたお客様は、二度と戻ってきてくれませんから・・・』
この話を聞いて、編集者はふと、あの山本五十六が語った“修行”と言う言葉を思い出しました。
『苦しい事もあるだろう。言いたい事もあるだろう。不満な事もあるだろう。腹の立つ事もあるだろう。
泣きたい事もあるだろう。これらをじっと堪えていくのが、修行と言うものである』
草餅の苦みのごとく、人生そのものが修行でしょうか?
来年は是非、中島に同行したいものです。
社内の風景 ~ コツコツと社内清掃 ~
本誌でも何度かお伝えしていますが、弊社は昼一番の15分程度、役員から社員まで全員で、社内清掃を実施しています。
先日、弊社に出入りする業者さんが、褒めて下さいました。
『イデヤさん、外周の木を奇麗にされていますね。専門の業者さんに依頼されましたか?』
昔からトイレのきれいな飲食店は味が良いと耳にします。
弊社もそうありたいものです。
株式会社イデヤ 編集者 電話:0774-72-5361 E-mail : sales@ideya.co.jp |