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デヤっ子通信

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2020年4月号イデヤっ子2020年4月号 ~ 脱プラスチックを実現! ~

開 発 記 ~ 脱プラスチックを実現! ~
 言うまでも無く、プラスチックの利用と廃棄が世界的な問題となっています。
先日のダボス会議でS社の社長が、10代の少女に論破されたのは記憶に新しいところです。
一方で、我々が扱う表面処理装置も大量のプラスチックを使用していますので、これは他人事ではありません。
 そこで、弊社は脱プラスチックの開発を地道に進め、このたび使用率を95%減らしたFRP製タンクを完成しました。
 製造に際しては日本の伝統工芸“漆器”の製造方法を応用しています。弊社は漆を使用せず、強度を持たせたFRP仕上げをしています。
 既に具体的な活用も始めており、今後、益々、活用する機会が増えてくる予定です。
この“ノープラタンク”、コスト面もプラスチック製と同等ですので、環境保護のためにも是非、ご活用頂ければと思います。

イデヤっ子が斬る  商いは両手の範囲で! 
 持ち帰り用稲荷寿司の専門店が京都市内にあります。創業70年。小さな看板しかないお店にも関わらず、日々多くの人が来店する隠れた名店です。その極意を二代目のご主人に聞きました。
 「うちは徹底的に家族経営です。その根底は『商いは両手の範囲で』と言う、
  常々祇園の花街で語られる経営方針です。調子がいいからといって商売を
  広げすぎず、目と手の届く範囲で実直に美味しいものを作り続けると言う
  事です。」
更に70年間に及ぶ経営の変化については、
 「製方と味は一切変えていません。しかし、環境の変化から小さな苦労は
  いっぱいあります。そのひとつが、廃業される揚屋さんが非常に多い事で
  す。それでも妥協する事はできず、常にベストな揚屋を探すのに苦労しま
  す。それにしても(苦笑)、今回のコロナ! これ程、客足がピタッと止
  まったのは初めてですよ。アハハハ(笑)!」
との事。しかし、ご主人の表情に焦りはなく、この苦境を乗り切る自信を感じました。それは、もしかしたら、「質素倹約」を日々の暮らしで徹底されており、
有事の備えがしっかりできているのかも知れません。
 そういった事も含めた「両手の範囲」なのでしょうか?

社内の風景 ~ 照明を全てLEDへ切り替えました ~
 今さら?と笑われそうですが、弊社は照明の全てをLEDへ変更しました。
その結果、電気代を毎月¥3,000節約し、職場環境も明るく改善、更には自然環境の豊かな弊社では、夏、虫が寄ってこないと言うメリットがあります。
 照明器具は親しくお付き合いをしているスリーイーサイエンス㈱から格安の値段で買うことができました。その交換作業は社員達が自分の手でコツコツと行いました。
 スリーイーサイエンス㈱は中国でLED照明を大量生産しており、日本事務所
は同志社大学・田辺学舎に併設しているD-eggの中にあります。
 今回、なぜ格安で譲って頂けたのか? その真意をスリーイーサイエンス殿へお聞きしました。
 「環境、環境と言うが、意外とLEDへの切り替えは進んでいない。なので、まずは近場の知り
  合いの会社に採用してもらえる事で、ジワジワと商売の範囲を広げ、かつ、地球環境にも
  お役に立ちたい。」
 とのお話でした。
 確かに、環境保護と言われ始めて、何年にもなりますが、商売としては、これからの世界かもし
れません。ようやく電気自動車が本格的になる状況ですから・・・
 ◎スリーイーサイエンス株式会社→ https://www.3e-science.co.jp/

株式会社イデヤ 編集者
電話:0774-72-5361 E-mail:sales@ideya.co.jp


   

 

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