イデヤっ子通信
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2024年4月号あなたの欲しいを実現する“ナイセ”シリーズ
製 作 記 ~ あなたの欲しいを実現する“ナイセ”シリーズ ~
弊社のめっき装置“ナイセ君”の販売を始めてから約5年、お客様からのご意見、ご要望で、
商品も多様に変化して参りました。そして、新たな挑戦を目的に、めっきの実験や試作の為、
お問合せを頂く事が増えております。
そこで、弊社はこのナイセ君を、“ナイセ”と言うめっきシステムとして、展開させて頂く事に
しました。皆様の多様なご要望に、微力ながらお応えできればと思います。
1,4つの特徴:①高いフレキ性 ②実験から少量生産まで ③小型 ④クリーン
2,基本構成
①各槽や各機器の自由な選択と配置が可能 →ヒータ, チラー, フィルター, ポンプ
②架台フレームは3種類の中から選択可能
③多様なオプション:液中ジエット噴射、電界処理、超音波処理、排水処理ユニット、
排気処理ユニット
3,利用例~手動機からロボット式自動機、またはフープまで、変幻自在です。
編集者のひとり言 ~ 一芸に秀でる ~
京都太秦映画村。言うまでもなく、数多くの映画やテレビで、時代劇を支えた撮影所です。
先日、弊社の社員が、そこで開催されたユニークなイベントに参加し、その様子を報告してくれました。その名は“大江戸酒場”。要は、時代劇のセットの中で、江戸時代にタイプスリップして、お酒を楽しむことができる催しです。
イベントスタッフ達が江戸時代の様相で対応するだけでなく、訪れる人達も和服に身を包み、会場全体が正に時代劇さながらの雰囲気だった様です。
さて、この映画村に、一芸だけでその名を馳せた人物がいた事を、皆様ご存じでしょうか?
その名は“福本清三”。中学卒業後に太秦映画村に入社し、以降、大部屋俳優として、ひたすら切られ役を演じた人物です。ご承知の通り、切られ役がカメラに映るのはたった数秒です。しかし、福本は常に考え、工夫と挑戦を繰り返しました。
“どのように切られれば、主役が際立つか?”“どの方向に倒れれば、映像が美しいか?”
“ほんの数秒でも、他の切られ役よりも目立つことができるか?”
こうした彼の努力と工夫は、徐々に著名な俳優や監督達から認められるようになり、『ここは福本さんでないと!』と、指名を受けるようになります。そして、その噂はアメリカにも広がり、とうとうハリウッド映画という大舞台への進出を果たしました。
こうしてみると、力のある一流俳優のように思われるかもしれませんが、実は福本は、非常に活舌が悪く、セリフを上手く言う事ができませんでした。ですので、通常の役者としては、役に立たなかったようです。
生涯を技術者1本で通した本田宗一郎の言葉『得手に帆を上げて!』
福本は人生を通じて、その言葉を演じ上げたと言えるのかも知れません。
社内の風景 ~ わらびが顔を出しました ~
弊社の敷地内の一角に、わらび園があります。春の到来と共に、毎日、たくさんのわらびが顔を出してくれます。
それらは収穫して、社員で分けあっていますが、『我が家はてんぷら』『うちはお浸し』と、皆さんいろいろです。
小さな春野菜が、社員の皆さんの食卓を潤してくれています。
株式会社イデヤ 編集者 電話:0774-72-5361 E-mail : sales@ideya.co.jp |